先日のロコンドのエントリーが、かなり拡散した。

競合比較が全く出来ていないという辛辣な事を書いてしまった。
もしかしたら、競合比較はしているかもしれないが、きちんと出来ていないと思う。市場競争が最も厳しいと言われる楽天市場をきちんと調べたのか。

楽天で商売をしている方たちからの意見をベースにしているので、判断にかなり偏りがあるかもしれないというのが前提ですが、、、、基本的に、インターネット通販をするなら、楽天>Yahoo!>自社サイトというのが序列だと言われています。
ざっくりとした比較だと、楽天の売上が15兆、Yahoo!が3,000億というような感じ。恐らく、Yahoo!はオークションとショッピングの合算額が楽天と同水準かと思います。。あとは、DeNAが運営するビッターズやアマゾンショッパーという選択肢もありますが、あまり大きな流通額は生み出していないと聞きます。最近だと、BASEなんかも気軽に出来ると聞くけど、まだ出来たばかりということも有り、お小遣い程度しか見込めないという話を聞きます。


楽天は、1.5兆円の売上がありますが、それを4万社で奪い合っています。だから、生存競争もとにかく厳しいです。その為、ウェブページの作り込みも非常にしっかりされています。実際、楽天の売れているお店とロコンドは、どれだけの違いがあるでしょうか。
欧州職人LOCONDO






上記のウェブサイト、左側が楽天で売れているお店、昨日紹介したロコンド。
これを見たら、楽天で売れているお店はしっかり作り込んでいるのがわかると思う。それに対して、ロコンドが作りこんでいないというのが一目瞭然だ。ウェブページを作りこまないで、安売りするという話であれば、理解は出来る。ウェブサイトを作りこむには、コストがかかる。売れている店は、素材感、収納力、お客様が欲しい情報がかなり詰め込まれている。

ロコンドのサイトは、紹介する情報が無くて困っているのではないかというようなページの構成になっている。どちらのページで買うかと言われれば、一目瞭然だと思う。問題はページを作るコストが、利益に見合うかという話だと思います。

この違いを見れば、ロコンドは競合比較も出来ていないし、消費者目線にも立てていないというのがわかるのではないでしょうか。