数年前の話。僕は、風邪で会社を休んで寝ていた。
 
すると、電話がかかって来た。
オレオレ詐欺犯(以下、オ)と母親(以下、母)の会話について書いてみたいと思う。

オ「オレだけど、事故を起こしちゃったんだ」
母「えっ、何?!かっちゃん????」
オ「さっき、車で事故っちゃったんだ」
母「さっきまで寝てたじゃない。何やっているのよ」

ここで電話は切れる。恐らく、ターゲットは子どもと別居した高齢層なんじゃないかなーと思う。しかし、同居だと理解して、電話を切ったものと思われる。

このエントリーを見ていて思ったんだが、田舎の高齢層がおれおれ詐欺の被害に合うんじゃないかなと思ったら、どうやら違うようだ。古いデータなので、あくまでも参考に留めていただきたい。

県別でいうと、大都市部に被害が多く、比較的収入の少ない県に被害が少ないとなっているようです。ここからわかることは、なんらかのターゲットの選定方法と、電話番号を入手する方法があるのではないかと思う。
※参考資料は、こちらから見てください。
図2
図1






ここから考えると、「悪質商法が減らないのは、警察の取り締まりなどに問題がある」と思われる。
被害者がわかれば、どのような人たちを狙っているかがわかるので、その人達に注意喚起をしていけば被害は抑えられると思うんだ。警視庁は、おれおれ詐欺の被害を減少させるために、警視庁がおれおれ詐欺にかわる新名称を募集しているらしい。

暴走族を珍走団と名称を変更して構成員を減らしたのと同じことを狙っているんだろうか。
条例を厳罰化させるのは大変かもしれないけど、恐らく電話番号を提供している組織があるから、その組織も連座で逮捕とか、オレオレ詐欺の実行犯は死刑とかにしたほうがいいかもしれないと思っている。高齢者の貴重なお金を奪った結果、生活が困窮してる人もいると思うんだ。

単純な厳罰化の方向が良いとは思わないが、被害が大きくなっているんだし、それも仕方ないんじゃないかと思っている。